「国家公務員」と「地方公務員」の違い
公務員は大きく「国家公務員」と「地方公務員」に分けることができます。「国家公務員」は国の管轄のため、貢献領域は「国民」になります。従って、国もしくは都道府県をまたがった一定のエリアを管轄して業務を行います。一方、「地方公務員」は自治体が管轄するため、貢献対象は「県民」や「市町村民」となります。
一般的に国の仕事に従事している「国家公務員」の方が偉い、と思っている方も少なくないと思いますが、このように管轄や貢献対象が違うため、上下の関係で論じることに意味はありません。それよりも、自分がやりたい仕事はどんな内容かをしっかりと見極め、誰に対して貢献したいのか考えて下さい。それが実現できるような区分で公務員試験を受けることが大切です。国家公務員と地方公務員の違いがわかったところで、それぞれの具体的な職種を見ていきましょう。